DIGITAL T-time

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未来へ向けて大変革

今年4月より「BR新規事業企画推進室」と「電動ユニットENG室」を新設し、新規領域業務の強化を始めました。外部環境が大きく変化し続ける中、with/afterコロナに対応した新しい働き方を見据えると共に、変化に迅速かつ的確に対応すべく業務カルテを活用した競争力の見える化とフレキシブルな戦略立案・遂行力の向上を新たな経営課題として取り組んでいます。これからも続く不確実性の高い時代を生き抜くため、会社スローガンである“未来へ向けて大変革”を掲げ、人材育成と併せてTPSを軸とした競争力強化や業務改革へのチャレンジを継続していきます。

●2020年度重点テーマ取組み報告

6月の株主総会にて2020年度の事業報告が承認されましたので、一部(重点テーマ取組み内容について)ご紹介します。
(以下、TPEC第30期事業報告書より抜粋)

■基盤固め

▼競争力の見える化
業務毎に「やめる、変える、やり続ける」の方向性を決め、収益・リソーセスマネジメントを強化

➡戦略的リソーセスマネジメント

▼働き方改革
テレワーク推進の加速や安全・安心な職場環境の整備によって、会社としての新たな魅力を創出 

➡優秀な人材確保につながる取組み

▼人材・設備への投資
・業務改善と新規事業の加速を狙い「TPS教育」と「先端IT人材育成プログラム」を新たにスタート

・本社・福岡技術センターと宗像研修所を改装し、ニューノーマルな働き方や自立化による増員に対応できる職場環境を整備

➡将来へ繋がる投資

■未来へチャレンジ

▼デジタルエンジニアリングでモノづくりを進化
・非破壊検査手法の開発

分光イメージングシステムで画像処理による品質確認を実現

▼TPEQ’sの実現に向けて
・プラットフォーム開発

 製品・工場の情報基盤の構築にむけデータベース設計とアプリケーション連携の試作等を実施

・スマートファクトリーの構築

 システム構築に関するノウハウや知見の収集を実施
・生準プロセス改革

・測定技術の高度化

➡CPS実現に向けた技術力の強化

■持続的成長

▼領域拡大
・計測業務の支援分野拡大

 各ショップ固有の測定技術を他ショップに応用し問題解決に貢献、加えて各ショップでの計測対象も拡大

▼生産性の向上
独自のロボットプロセスオートメーション(RPA)ツールによる自働化を促進、新しいアプローチを他の業務にも展開すると共に効率化分を育成や開発等の将来投資へ投入

▼環境への貢献
・環境改善CAE

トヨタ環境チャレンジの一環としてCAEによる工場内気流シミュレーションに参加。作業環境基準を達成しつつ、送風機のCO₂が最小になる提案を実施
➡安定した事業継続と収益確保へ

*2021年度役員体制について、前年度より変更はありませんので、ご紹介は割愛します