DIGITAL T-time

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新年の挨拶

新年あけましておめでとうございます。
本年も健やかに新年を迎えることができました。これも従業員の皆さんをはじめ、全ての関係者の皆さまのおかげです。心より感謝申し上げます。また、昨年はTPECが一丸となって、様々な取組みにチャレンジ・実行することができたことを大変嬉しく誇りに思います。

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●2022年を迎えて(年頭挨拶より抜粋)

自動車産業はCASEの大変革が加速する中、カーボンニュートラルやSDGs等の新たな波も押し寄せており、従来とは質もスピードも異なる環境変化の真っただ中にいます。カーボンニュートラルについては一昨年、政府が2050年カーボンニュートラル実現を宣言し、大変重要な社会課題となっています。さらに、DX(デジタルトランスフォーメーション)もますます加速していくと考えられ、デジタル技術を最大限に活用して、持続可能な社会を実現していくことは、あらゆる場面において最優先の課題となっていくでしょう。こうした情勢を踏まえ、今年は以下の3つの取組みをさらに加速したいと考えています。

1つ目は、「次の時代へつながる強い職場づくり」です。
コロナ禍に伴う働き方の変化等、今、職場は大きな環境変化に直面しており、今後、その変化のスピードもさらに増していくと考えられます。そこで会社としても、新時代に向け “働き方”や“働きがい”改革にチャレンジしていきたいと考えており、多様な人材や働き方に対応できる人事制度への改善や、働く楽しさや充実感を持ちながらイキイキと健康的に働くことができる職場環境づくりを進めます。ぜひ、TPECの皆さんにも、変化に立ち向かい、自らの働き方を変革し、次の時代につながる「強い職場」づくりにチャレンジしていただきたいと思います。昨年、VISION2030という道しるべを策定しましたが、これらの実現は、皆さんの『考動』にかかっています。自分自身がどうしていきたいのか、しっかり考え、行動に移し、VISION2030の目指す姿である『新たな価値を創造し、ワクワクする日常・心ときめく未来を共創』を実現していきましょう。


2つ目は、「モノづくりの未来へ向けた取組み」です。
今年はDX(デジタルトランスフォーメーション)でつくる次世代モノづくりに積極的にアプローチしていきます。プロセス革新室で考案したプロセスを実践に移し、生準の効率化や工場の自働化・省人化といった課題解決を通じて、生準DXや工場DXの実現に取組んでいきたいと考えています。また、世界的に自動車の電動化が加速している中、TPECとしてもこれまで様々な分野で培った知見や知識、そして得意とするデジタルエンジニアリングを活かし、電池分野へ積極的に参入していきたいと考えています。もちろん、このような未来へ向けた取組みができるのは「これまで」も、そして「いま」も必死に効率化・生産性向上等による盤石な会社基盤づくりに取り組んでいただいた、皆様のおかげだということは言うまでもありません。引き続き、それぞれのステージで仕事に邁進し、VISION2030で掲げた『モノづくりの深化と革新で世界をリード』できる会社へと成長していきたいと考えています。

3つ目は「SDGs」についてです。
近年、社会のSDGsに対する意識は高まっておりますが、TPECは中期経営計画で掲げた戦略の推進を通じて“SDGsの実現=本業を通じた社会課題の解決”を目指します。また、環境課題にも積極的に取組むべく「TPEC環境チャレンジ2050」も策定し活動を進めております。昨年、私たちの本社がある宗像市では“ゼロカーボンシティ宣言”を発表されましたが、TPECも積極的に参画し、企業市民としての責任を果たしたいと考えています。ぜひ、皆さん一人ひとりの意識や活動レベルを上げ、自分ごととして捉え『考動』して頂きたいと思っています。さて、TPECは今年で創立15年を迎えます。これまでそれぞれのステージでそれぞれの仕事に取組み、築き上げてきた諸活動や様々な理念を継承しながら、企業としての進化・発展を遂げてきました。VISIONのゴールまでおよそ10年。今はまだ、遠い未来の目標のように感じているかもしれません。しかし、本当にありがたいことに、私たちは社内外の多くの仲間に恵まれています。一人ひとりが信念と情熱を持って、互いにリスペクトしながら、仲間と共に『考動』することで、目指す姿を実現することができると思っています。夢に向かって“明るく、楽しく、元気よく”、そして、笑顔で“OneTeam”となり、未来へバトンをつないでいきましょう!!


代表取締役社長 馬場章友