DIGITAL T-time

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TPEC VISION 2030スタート!!

2021年春、TPECの新たな10年を照らす道しるべとなる、VISION2030を策定しました。今号では前VISIONを振り返ると共に、新しいVISIONの発表とその達成に向けた第一歩となる2021年度の会社方針をご紹介します。

●VISIONの変遷

●TPEC VISION 2030

<参考>VISION2020の成果

『目指す姿がハッキリしており、目指す姿へのビジョンも分かりやすく、理解できていた』

『何を優先すべきかの判断に迷うことがほぼ無くなった。いつも、お客様の期待を想像し、超えるものを考えている』

➡75%の人が常に意識し業務に取り組んでいるという結果

●VISION2030スタートにあたって

 まず、この度の策定にあたっては、ワーキングメンバーをはじめ社員の皆さんに様々なご協力を頂きましたこと、お礼申し上げます。

 TPECのミッションは、トヨタのモノづくりで培ったフィールドエンジニアリングの経験や知見とデジタルエンジニアリングの高度化によるデジタルツインの実現で、CPSを核としたクルマづくり・モノづくりを革新していくことです。今回はそのような想いをベースにVISIONを策定しています。VISIONに向かって“ONE TEAM”となり、世界を舞台に活躍する企業へ成長しながら、みんなの笑顔を創っていきましょう。

代表取締役社長 馬場 章友

●2021年度方針

●体制の基本的な考え方・方向性

・機能の再配置及び新規領域への参入・手の内化に向け機能強化

・組織の大くくり化による管理スパンの適正化

●全社スローガン

●会社方針(概要)

0. 安全・職場風土

・安全:基本的な取組みの継続と、自己の気づきを促す施策の推進

・健康:生活習慣・運動習慣改善をはじめとした有所見者率を低減させる取り組みの推進

・コンプライアンス:会社を取り巻く環境変化、リスクへタイムリーに対応できる監査機能の強化と実践

・防災:様々なリスクを想定したBCM体制の構築と訓練の強化

・SDGs:個々の意識向上及び、持続可能な社会づくり実現に向けた企業活動の推進

 

1. 未来へチャレンジ

・CPS構築:ツール、システム、プロセスが一体となったCPS構築と実証・改善

・新規事業企画:既存ビジネスの横展と新規ビジネスの確立に向けた戦略立案・企画推進

・仲間づくり:関係各社との役割分担の明確化と新領域での協業体制の構築

・要素技術の高度化:デジタルツイン活用に向けた要素技術のレベルアップとやり直し低減

 

2. 持続的成長

・競争力強化:業務カルテのレベルUPと運用に基づく重点分野へのリソーセス再配分

・自立化促進:海外、B/M等への業務拡大による自立化の促進

・CASE対応:クルマの技術革新に伴う新技術領域への対応推進

 

3. 基盤固め

・ダイバーシティ推進:多様な人材が活躍できる制度や仕組み構築と展開

・働きがい改革:一人ひとりの成長を支援する人事制度の構築と展開

・人材育成強化:新ビジネス・新技術展開加速に向けた基礎・専門教育・マルチスキル化の促進

・収益基盤強化:収益管理の精度向上とリスクに迅速に対応できる仕組みの構築