DIGITAL T-time

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クランプ動力レスによるCO₂削減の取り組み

●本業を通じた省エネ・CO₂削減活動 (からくり連動と皿バネを活用したクランプ治具の設計・製作)

部品を固定するために圧縮空気を利用している治具がありますが、圧縮空気をつくるためには多くのCO₂が必要となります。そこで、この圧縮空気を利用せずに固定ができる省エネ設計の取り組みを行いました。着眼点は圧縮空気の代わりに既存ロボットの待機時間を活用して1回の操作で複数個所をクランプすることと(図1)、クランプを保持するために皿バネの反力を採用した設計にしたことです(図2)。試行錯誤を繰り返しCO₂(電力約70%)削減できる設計に成功しました。今後は操作力の低減と治具の軽量化を進め実用化を目指します(特許申請中)

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