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本業を通じた取り組み
●完成車水漏れ検査装置の水量/電力削減の取組み
車両検査工程では“水漏れ検査(シャワーで水を掛けた後ブロアで水を飛ばし、車両室内等に水漏れ/入りがないか確認)”を行っています。
そこでは大量の水と大風量ファン=電力使用量が大きい為(図1)、“工場CO₂ゼロチャレンジに向けて”ロボットを使用した(図2)新型シャワーテスタの開発・導入に取り組みました。水漏れ検出力・ブロア性能を向上させつつ、いかに水量・電力を下げるか・・・着眼点は、検査に必要な部位のみに水掛けすること、ブロアノズルと車両との距離を近づけファン容量を下げること。TPECの得意とするロボットティーチングやCAE解析(気流可視化)を活用し、ロボットの最適化検討を実施。それにより“水使用量52%”、“電力量17%”の削減に成功!環境に配慮したBEV(電気自動車)を生産する元町工場や中国工場へ導入しました。